骨粗鬆症
診断基準
2012年度改訂版の原発性骨粗鬆症診断基準
原発性骨粗鬆症は、脆弱性骨折の有無と骨密度により診断します。
Ⅰ.脆弱性骨折がある場合
1:椎体骨折または大腿骨近位部骨折あり
2:その他の脆弱性骨折があり、かつ骨密度が若年者平均の80%以下
Ⅱ.脆弱性骨折がない場合
骨密度が若年者平均の70%以下または-2.5SD以下
1:椎体骨折または大腿骨近位部骨折あり
2:その他の脆弱性骨折があり、かつ骨密度が若年者平均の80%以下
Ⅱ.脆弱性骨折がない場合
骨密度が若年者平均の70%以下または-2.5SD以下
**当院での骨粗鬆症治療の流れ**
step1 外来にて問診、検査日時を予約をします。
step2 骨粗鬆症検査当日
予約時間に来院いただき、検査終了後帰宅していただきます。
検査結果は1週間以上してから外来を受診いただき、
検査結果をご説明させていただき、ご相談しながら今後の治療について決めます。
1:腰椎・大腿骨骨密度を測定(DEXA)
2:背椎X線検査
椎体の変形や骨折の有無を確認します。
脆弱性骨折の場合本人が骨折を自覚していないことも多く、
定期的に検査を施行します。
3:血液検査(骨代謝マーカー・ビタミンDなど)
骨の新陳代謝の過程で出現する物質を骨代謝マーカーと言います。
step3 外来で検査結果を説明します
検査終了1週間後に外来受診してください。
半年〜1年後に再度検査をして治療効果の確認をします。
検査結果を基にご相談しながら今後の治療方法を決めましょう。